何月何日までに納品をして欲しいので、スケジュールを立てて欲しい
そうお客さんから頼まれることは良くあることです
普段はここで初回案を出すので、ここまでに修正を終えて、試作品を作って、更に修正があればこの期間でやって、問題なければ本生産に入りましょうといった感じにざっくりとスケジュール立てます
私の会社で扱っているのは無形商材なので、特に試作品を作るまでのプロセスが重要になってきますので、タイトなスケジュールを立てるより、余裕を持たせたスケジュールで動いた方がうまくいったりするのです
しかし、お客さんの中には細かくスケジュールを立てて欲しいと言ってくるところもあります
1回目修正、2回目修正・・・
最終リミットはどこで、あと工程も細かく教えて
あと「サバ読むんじゃねーぞ」というふうに
そう言われても私は自分の首を絞めたくないので、若干の余裕は持たせておくようにします
だって、そういうことを言ってくるお客さんのほとんどがスケジュールを守りませんし、タイトにスケジュールを立てるとこちらも面倒なことになってしまいます
ここまでにやらなければいけないというお客さんの意識があるので、こちらに無理強いをしてきます
『今日中に修正版をあげてくれ』
『今日やらないと間に合わないですよね』だとか
挙句の果てにシワ寄せが来るのはこちら側
残業代も出ない会社で夜遅くまで残業する羽目になるのです
よく話題にもなる労働時間の問題は、会社というよりもこういったお客さんによる要因が大きようにも感じられます
それでもって、リミットの日になるとこう言ってきます
『社内確認が終えていないので、あと1日待ってもらえませんか?』
これって社内確認がどうのじゃなくて、担当者が後回しにしていたからそうなってると思うんですよね
付き合いの長いお客さんの場合だと、社内確認にどれくらいの期間が必要かなんて私も知っていますから
そんな時、あまりにも理不尽なお客さんに対しては、私の意地悪が出たりします
「わかりました。現場のスケジュールを組み直さなければならないので、納品は一週間延ばしてもらえますか?」
実際には若干の余裕は持たせているので、間に合うのですが、時には反抗したい気持ちになります
1日遅れたくらいでとかお客さんは言ってきますが、最終リミットをギリギリに設定したのはお客さんの方ですよねってことです
しかし、1日遅れで済めばいいのですが、こういったお客さんは再度修正してくれと言ってくることが多くて、あと1日、あと1日・・・とズルズルと延びていきます
それでもって、最終的にはこうです
『納品は何月何日までに間に合わせて欲しい』
こういった話が大手の会社に多いのはなぜだろうか
プライベートはだらしない私ですが、仕事は割とキッチリしたいのです
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